当ページのリンクには広告が含まれています。
2025年1月のTBSドラマ日曜よる9時から放送の御上先生。
御上先生は、松坂桃李さん演じる東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)が、新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向が命じられ、高校教師になった学園ドラマです。
ドラマ第3話では、度々御上先生を見つめる青年の正体が明らかになりました!
御上先生を見つめる青年は、御上先生が中学時代に死亡した実の兄、御上宏太でした。
兄の御上宏太が死亡した理由や原因は何だったのでしょうか。
兄の死亡に関わる黒幕犯人は一体誰なのか。
また、FAXの送り主である倭建命(やまとたける)は誰のことなのか。
そして FAXの意味については驚きの事実が隠されていました。
謎が深まる第3話について、黒幕犯人や兄の死亡についてネタバレしていきます!
考察について読みたい人は記事の中盤からどうぞ。
御上先生のネタバレ原作の記事はこちらをチェック。
御上先生の第3話ネタバレとあらすじ

御上先生の第3話のネタバレとあらすじをご紹介します!
御上先生を見逃した人は、内容をチェックして第4話を見ましょう!
御上先生の第3話ネタバレ①真山弓弦と御上の面会

御上先生の第3話ネタバレ1つ目は、「真山弓弦と御上の面会」です。
国家試験会場へ自作の爆弾を持ち込み、周りを巻き込んでの自爆テロを企ていた真山弓弦。
しかし不発に終わったことで作戦を切り替え、狙いをつけていた渋谷友介を背後からナイフで刺し、数分後に死亡させました。
そのことについて御上先生は、「社会とやらが1mmも変わらないのは事実だ・・いや少し変わったか。君が若くて美しい女性ということで、塀の外ではファンクラブができている」と言い放ちます。
屈辱的な表情を浮かべる真山弓弦にさらに追い討ちをかけます。
過去に起きた地下鉄サリン事件や米国での9.11を例に挙げ、そこまでしても世界は変わらないのに、なぜ人を刺したくらいで社会が変えられると思ったのかと。
しかし御上先生は、真山弓弦を裁くために面会に来たわけではないようです。
君の戦いが孤独だったことを 多分 僕は知っている
参照:ドラマ御上先生第3話
また来る、と言って席を立った後、行き場のない感情を泣き叫び露わにした真山弓弦でした。
御上先生の第3話ネタバレ②冴島と神崎の会話

御上先生の第3話ネタバレ2つ目は、「冴島と神崎の会話」です。
真山弓弦と冴島悠子の関係がマスコミにばれたことを伝えに行った神崎拓斗。
神崎拓斗は、自身が後悔した冴島の不倫記事について真実を聞くために、冴島悠子に話を聞きに行きます。
1時間後に指定した住所に来るように神崎拓斗に話し、自宅アパートで話をすることになった冴島悠子と神崎拓斗。
隣徳ゼミナールへの出向を打診されたが、たとえ塾であっても教える資格がない、隣徳という名前とは縁を切るべきだと思ったと話した冴島悠子に対して、「そう思うようなことがあったってことですよね」と神崎拓斗は真相を探ろうとします。
今ちゃんと考えないといけない 自分のやったことの意味を 知らないと
参照:ドラマ御上先生第3話
不倫をした理由について、記事に間違いがあったなら訂正する義務があるという神崎拓斗でしたが、「不倫は夫の暴力に苦しんで行き場がなかったせい。あなたが書いた記事はすべて事実で訂正するところはない」と言われてしまいます。
そしてアパートへ出入りした時の写真をマスコミに撮られてしまいます。
御上先生の第3話ネタバレ③東雲温の問題提起

御上先生の第3話ネタバレ3つ目は、「東雲温の問題提起」です。
東雲温は、離婚した父と会って話がしたいとクラスメイトの富永蒼相談を持ちかけていました。
2人で父の実家を訪れると倒れた、父親を発見。
一命を取り留めたものの、この出来事が東雲温の御上に対する感情を爆発させます。
翌日のホームルームが終わるタイミングで、父親が作った教科書を持ち出し、「御上先生にも責任ありますよね?」と詰め寄ります。
困惑するクラスメイトたちですが、東雲温が御上を敵視する理由が3つありました。
- 父親が元中学教師であり、独自の教材で授業を行っていたことを文科省から学習指導要領違反を問われ指導が入った
- 父親は自主退職した
- 文科省が決めたルールによって両親が離婚した
そんな東雲温に御上は、「変えたいからみんなに問題提起したんじゃないの?」と問いかけ自分の頭で考えるよう促しました。
御上先生の第3話ネタバレ④御上を見つめる青年は兄宏太

御上先生の第3話ネタバレ4つ目は、「御上を見つめる青年は兄宏太」です。
次元賢太の家に訪れた神崎拓人と富永蒼は、衝撃的な写真を見せられます。
22年前に啓陵学園で自殺した御上の兄の写真を次元賢太が発見し、その情報を見せることで仲間に入れて欲しいと頼むのでした。
その写真を見ていてもたってもいられなくなった神崎拓人は、御上に会いに学校へ戻ります。
神崎拓人:2年前、学校の放送室で声明文を全校放送した後、自死を選んだ少年がいた。
あまりに衝撃的な死は当時、後追いまで出るほどの騒ぎになった。
御上孝:その少年の名前は御上宏太、僕の実の兄だよ
神崎拓人:あんた、なにしにこの学校に来たの?復讐?それとも…
御上孝:まだ話せない
参照:ドラマ御上先生第3話
御上先生の第3話ネタバレ⑤倭建命(やまとたけるのみこと)からのFAX
御上先生の第3話ネタバレ5つ目は、「倭建命(やまとたけるのみこと)からのFAX」です。
度々登場する青年の正体が、過去に自殺した御上宏太ということが判明した翌日、学校にまたもやFAXが届きます。
隣徳はくにのまほろば
このくにに平川門より入りし者たち数多あり
お前の不正をわたしは観ている倭建命(やまとたけるのみこと)
参照:ドラマ御上先生第3話
古代理事長はイタズラだと相手にしませんでしたが、職員室には異様な空気が流れました。
FAXの内容については後述する考察で詳細に紐解いていきたいと思います。
FAXが送られてきた件について、自分が本当に関係がないと胸を張って言える人がいるのか、という御上の言葉もまだ意味深でした。
御上先生の第3話ネタバレ⑥槙野恭介の動き

御上先生の第3話ネタバレ6つ目は、「槙野恭介の動き」です。
官僚の槙野恭介は、中岡壮馬に今度2人きりで会いましょうと約束をしていました。
中岡壮馬は「ものすごい人脈」を持ち、永田町と霞が関を取り持つ“闇の仲人”と呼ばれています。
また、槙野恭介は誰かの墓に花をたむけており、過去に大切な人を亡くしたことを思わせるシーンでした。
御上先生の黒幕犯人は?第3話の考察!
.png)
御上先生の第3話の考察をしていきたいと思います!
FAXの内容が一見分かりづらいですが、意味を調べるとなんと深い意味がたくさん隠されていました。
黒幕犯人に繋がる情報も見えてきました。
チェックしていきましょう!
御上先生の第3話の考察①真山弓弦が起こした殺人事件と母親の不倫
御上先生の第3話考察1つ目は、「真山弓弦が起こした殺人事件と母親の不倫」です。
国家試験会場へ自作の爆弾を持ち込み、周りを巻き込んでの自爆テロを企ていた真山弓弦。
自作した爆弾が不発に終わったことから、計画を切り替えてナイフで背中を刺すことにしたのですが、なぜ渋谷友介を狙ったのでしょうか?
これは、国家試験会場で席に着く前に渋谷友介とぶつかったことが原因だと思われます。
たったそれだけの理由かもしれませんが、ストーリーの中で何度か出てきたバラフライエフェクトの意味からも推測することができます。
肩がぶつかった、たったそれだけの小さな出来事が、真山弓弦の大きなスイッチを押してしまったに違いありません。
またドラマ第3話では下記のことがわかっています。
- 真山弓弦は数年前にいじめを受けて高校を中退し、通信制の大学に進んでいた
- 冴島悠子は夫の暴力が原因で行き場をなくし不倫した
真山弓弦の立場からすると、自身も行き場がなく、家庭も安心していられる場所ではなかったことがわかりました。
国家公務員になるには国家試験を受けますが、学歴によって試験内容が異なります。
真山弓弦は、通信制の大学に進んだことから大卒の枠で受けたことがわかります。
国家公務員試験に合格者大学を見てみると、トップ5(2024年度)は下記にようになっています。
- 東京大学
- 京都大学
- 早稲田大学
- 東北大学
- 慶應義塾大学
勉強をする環境が整った家庭で過ごした恵まれた人が、多く集まっていると言っても過言ではありません。
自身の環境への恨み、また恵まれた環境に居られなかった人は手にすることができない将来について、大きな反骨心を持った真山弓弦なりの行動だったのかもしれません。
また、冴島悠子は、深く探ろうとする神崎拓斗に「これ以上は、もう本当にやめた方がいい」と言っていました。
東京大学への進学率がトップである隣徳学院の不正を知った冴島悠子が、不正を告発しようとしたことで、隣徳学院を退職させられたのではないかと考察しています。
隣徳学院側は、ただ退職させることはできません。
不正を認めるようなものなので、退職させるにはそれなりの理由が必要でした。
そのために、神崎拓斗を利用し不倫現場を撮らせたのでしょう。
不倫についても、冴島悠子が夫に暴力を振るわれていると知った隣徳学院が筒井先生をグルになって、不倫を仕掛けたのかもしれません。
不倫が公になった後も、筒井先生は平然と授業をしていたと神崎拓斗が話し、冴島悠子は「それができる人はそうすればいい」と言っていました。
冴島悠子はそれができない環境=隣徳に関わるもの全てから離れなければならなかった、ということになります。
御上先生の第3話の考察②FAXの意味・倭建命(やまとたけるのみこと)とは

御上先生の第3話考察2つ目は、「FAXの意味・倭建命(やまとたけるのみこと)とは」です。
御上孝は、ドラマ第3話で「例の件、明日に実行します」と誰かに電話で伝えていました。
その翌日に隣徳に脅迫文のFAXが届きます。
送られてきた FAXの意味を調べてみました。
隣徳はくにのまほろば
このくにに平川門より入りし者たち数多あり
お前の不正をわたしは観ている倭建命(やまとたけるのみこと)
参照:ドラマ御上先生第3話
- まほろば=「素晴らしいところ」「住みやすい場所」を意味する(古代5~6世紀ごろの古語)。漢字では眞秀と書きます。
- 平川門=江戸城三の丸の正門。大奥に通じていたことから「お局門(おつぼねもん)」とも呼ばれていました。
平川門には、2つの門の他に、もう1つ小さな門があります。
「不浄門」と呼ばれる門で、城中で亡くなった人や罪人を出す際に使用されていました。
参照:一般財団法人国民公園協会
ここまで読んでお気づきの方もいると思います。
まほろばは、古代理事長を指しているようです。
まほろばは古代の古語であり、漢字では眞秀と書きますが、古代理事長の名前は「古代真秀」です。
これは偶然でありません。
このFAXを見た時に古代理事長は「手の込んだイタズラをするもんですね」と一蹴しましたが、何か心当たりがありそうでした。
古代理事長の不正を指した FAXだと思われます。
- 倭建命(やまとたけるのみこと)=御上先生と考察
具体的な不正内容は現段階では不明ですが、学校問題なので裏口入学が濃厚だと考察しています。
御上先生の第3話の考察③兄の死因
御上先生の第3話考察3つ目は、「兄の死因」です。
兄と同じ学校に通っていた御上は、お昼時間に兄と過ごすほど兄弟仲が良かったようです。
パーソナルイズポリティカルの言葉の意味を教えてくれたのも、兄の宏太でした。
御上先生の兄は、放送室で声明を出した直後に放送室で自殺したのでした。
また問題は、自殺だけに止まらず「後追い」があったこと。
それほど兄・宏太の声明は生徒たちの心を揺さぶるものだったに違いありません。
御上先生が生徒たちに、バタフライエフェクトの話をしている時に、「なんの痛みもなく 人は人を殺すことがある」と言っていることから、兄の死に政治が関わっていた可能性があります。
御上先生が官僚になったことにも繋がるはずなので、兄の死因は学校の不正と政治との繋がりである可能性が高いでしょう。
御上先生の兄の死因や黒幕犯人の動機は?第3話FAXの意味ネタバレ!まとめ
御上先生のドラマ第3話のネタバレとあらすじをご紹介しました。
隣徳学院に送られてきたFAXには、たくさんの意味が込められていました。
FAXの文章の意味をいち早く理解した人物が怪しいですよね。
隣徳学院が隠したかった不正とはなんなのか。
御上先生の兄が死亡した理由についても今後明らかになっていくでしょう。
ドラマ第3話のネタバレをぜひ考察にお役立てください。
コメント